こんばんは。寒い日が続いていますね。
今日は施術に取り入れている経絡指圧について、すこし書いてみようと思います。
経絡とは、東洋医学の考えで、気の流れる通路のことを言います。この通路に邪気(気の滞り)が発生すると、、、つまり、流れに異常が起きることにより、様々な不調が発生します。またそれらは、体感的な不調、精神的な不調の両方を意味します。
すこし具体的に説明しますと、
(悲しみ、拒絶) 肺経、大腸系
(恐れ、不安、ストレス、自律神経) 腎経、膀胱経
(怒り、感情の高ぶり、落胆) 肝経、胆経
(考え込む、クヨクヨする) 脾経、胃経
(我慢、ショック、女性のヒステリー等) 心経、小腸経
(気疲れ、警戒心、過保護) 心包経、三焦経
というように、それぞれの経絡は、それぞれの感情と密接に関わりあっているのです。細かく見ていけば更に詳しくそれぞれの特徴があります。
これら12経絡には、心と体の働きのすべてが含まれています。
経絡指圧は不調(気の滞り)へのアプローチにより、流れを正常にしていく手法になります。